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冬の乾燥対策 うつに鍼灸のツボ
◆冬の乾燥対策としては、体内からのアプローチと外部からのケアが有効です。
体の「陰」を補う食材を摂取し、りんご、キュウリなどの水分を多く含む食材や、
ゴマやナッツ類で体を潤すこと、肌に直接潤いを与えるハーブオイルを用いたマッサージ、
室内の湿度を適切に保つことが重要です。
■ 乾燥対策に有効な鍼灸のツボ
・太渓(たいけい)
足の内側のくるぶしの下、くぼんだ部分にあります。体の「陰」を補い、内側からの乾燥に対応します。
・肺兪(はいゆ)
背中、肩甲骨の下方、脊柱から少し外側にあるツボです。肺の機能を強化し、肌の乾燥や呼吸器系の乾燥症状を和らげる効果があります。
■ 季節性うつ病
季節性うつ病に関しては、心の「気」のバランスを整えることが重要で、
日照時間の短さによる「陽」の不足を補うため屋外での軽い運動や散歩を心がけましょう。
そして、ビタミンDを豊富に含む食材や、気分を落ち着けるカモミールティーの摂取、
気功や瞑想など心を落ち着ける東洋医学的な実践が効果的です。
■ 季節性うつ病に有効な鍼灸のツボ
・印堂(いんどう)
眉間の少し上、額の中央に位置するツボです。精神的なストレスや不安を和らげ、頭痛や目の疲れにも効果があるとされています。心身のリラックスに役立ち、集中力を高めるのにも適しています。
・太陽(たいよう)
眉尻(眉毛のいちばん外側)と目尻(目のいちばん外側)を結んだ線の真ん中から少し外側に寄ったところにある、こめかみのくぼみにあるツボ
以上のツボは鍼灸治療で使うツボですがご自分の指 またはご家族に押してもらっても結構です。
これらのアプローチを通じて、体と心のバランスを整え、自然のリズムに合わせた健康管理を行うことが東洋医学の提案です。
自身の体と向き合い、季節の変化に適応することで、体調を整えることができるでしょう。