妊娠中はペットに気を付けて|広島県福山市の整骨院・整体院なら寺岡はりきゅう接骨院

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妊娠中はペットに気を付けて


妊娠中はペットとの接し方に注意が必要です。

ペットの口中やオシッコ、便にはたくさんの病原菌が存在します。

現在はコロナ渦という事で、妊婦さんも衛生面には特に気を付けているとは思いますが、やはり人間とペットは違います。

特に気を付けるべきは「トキソプラズマ」によって起こる「トキソプラズマ症」です。

これは猫の糞が感染源らしいです。

健康な人がトキソプラズマに感染してもあまり心配ないですが、妊婦さんは免疫力が低下していますから、胎児に影響を及ぼして、流産や死産、水頭症、視力障害を起こす可能性があります。

これらは「TORCH症候群」といわれています。


感染防止のためには、ペットを清潔に(猫は難しいかも)して、あまり外に出さない、妊婦さんが生肉は摂取しないようにしてください。

その他 ペットから感染する心配がある病気としては

・パスツレラ症
犬や猫のほとんどが口中に持っているとされます。
咬まれたら 人間が発症して、蜂窩織炎を起こしたり重症化すると、敗血症や骨髄炎になります。
咬まれなくても接触で呼吸器で吸い込んで肺炎、気管支炎を起こすことも。

・バルトネラ感染症
猫や犬に噛まれたり、引っかかれたら感染することがあります。
発熱 筋肉痛 頭痛などがおきる。
重症化すると死亡も。

・エキノコックス症
キタキツネや犬に寄生する原虫がエキノコックスです。
感染すると肝機能障害をおこします。

感染防止対策

ペットからの感染を防ぐには

・ペットを触ったら必ず手を手洗いしましょう。
ずっとペットを飼っていると、感覚がマヒしてきて、衛生管理がどうしても杜撰になりがちです。
可愛いのは本当によくわかりますが、動物は人間とは違います。
まだよくわかっていない病原菌を持っている可能性もあります。

・ペットに口移しはダメ
ペットの口の中は ばい菌だらけです。
一生歯を磨かないペットの方が多いでしょう。
なめさせたり、口移しは絶対にやめましょう。


・糞便の処理はきちんとこまめに
早めに処理しないと、フンは乾燥すると空気中を浮遊します。

・生肉をペットに与えない
生肉には病原菌の卵がいるかもしれません。
与えないほうがよいでしょう。
妊婦さんも生肉はNGです。

・ペットも抗体検査を受けさせる
妊婦もペットもそれぞれの病院で抗体検査を受けることをおすすめします。

結論

口や顔をなめるなどの過剰なスキンシップは禁物です。

抵抗力の弱っている妊婦さんには危険な行為です。

せめて、妊娠中はやめましょう。

ペットが排せつした砂はすぐに処理しましょう。

感染症をもらわないように屋内飼いがよいでしょう。

また、亀や爬虫類、両生類も触ったらすぐに手洗いしてください。

水槽も雑菌だらけですから、水を替えたりしても すぐ手洗いしてください。

鳥類もインフルエンザなどの媒体となりますから、充分に注意が必要です。

妊婦さんが感染すると、自分だけではなく、お腹の赤ちゃんに影響を与えることになりかねませんから、そのことをよく考えて生活することが大事です。


感染症は妊婦さんや胎児に影響を及ぼしかねない怖い病気です。

それに対して、妊娠に伴い起こる腰痛 股関節や膝などが痛い方や首のコリなどはマタニテイ整体を受けていただくとその場でかなり改善して 安産への道しるべとなります。

妊娠中は胎児に影響を及ぼすかもしれないような検査はできず、 

有効な治療はしてくれないのが現状です。

当院でには産後のママさんのみならず、妊婦さんも大勢来院されており、安産整体を受けておられますのでご安心ください。