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変形性膝関節症になりやすい人とは?

変形性膝関節症になりやすい人とはどんな人でしょうか?

そもそも病気には何らかの原因があってしかるべきと思われますが、変形性膝関節症にははっきりとした原因がないことが多いのです。

ない?というよりわからないというべきでしょうか。

膝の変形は長年かけて徐々に移行していくものですから、いわば「生活習慣病」の部類に入るでしょう。

ですから、直接の原因がないとしても、そうなるには様々な要因があるようです。

それはたとえば以下のような事柄です。

①老化
これを言ってしまったら元も子もないかもしれませんが、これが変形性膝関節症の最大の要因とされています。

膝に限りませんが、関節を使えば使うほど軟骨がすり減っていきますから、長生きするとそれに比例して膝の痛い人は増えていく傾向にあります。

特に平均寿命は年々伸びていますから、益々、患者は増えていくのが容易に予想できます。

軟骨だけでなく、膝の場合は体重を支えるという大事な役割があります。

加齢に伴い、脚の筋肉も衰え、膝をしっかり支えることができなくなるので痛みが発生します。

また、全身の血行が悪くなるため、骨にも栄養が行き渡らなくなり、骨や軟骨がもろくなってしまうのです。

②普段の生活
和式の生活習慣、つまり、地べた生活が長いとひざは変形しやすくなります。

しゃがんだり、立ったり、を繰り返す、正座が長く続く、和式便所を使う、長い時間しゃがみ続ける、などの習慣はひざの変形を進行させます。

これらの動作はひざを深く折り曲げますが、その時、関節液(膝の栄養になります)が流れにくくなり、軟骨が栄養を受け取りにくくなるため、摩耗しやすくなります。

③体重超過
いわゆる「肥満」の人が変形性膝関節症になるリスクはそうでない場合の4倍といわれています。

ですから、肥満は変形性膝関節症になるであろう因子で間違いありません。

肥満だと何もしなくて、立っているだけでも膝関節に負担がかかります。

ましてや、歩く、走る、階段や坂を上ることは、その衝撃は膝を破壊していく原因になります。

ただし、歩行は正しく行えば、痛みを和らげる手段にもなります。

そのことについてはすでに述べています。

肥満になると大体、人間は動きたくなくなります。

そうすると、余計に体重が増えます。

体重が増えたら、膝の負担が増えるため、益々、膝の痛みが増します。

痛いと、また、動かないという、悪循環に陥ってしまいます。

④スポーツ 運動
基本的にスポーツというものは体を壊すリスクがあります。

壊すけれども、それがその人にとってはストレスの発散になるという側面もあり、一概に良い悪いは言えません。

あまり、激しいジャンプを多用するようなスポーツを長くやってきた人は変形性膝関節症になる確率が高まります。

若い時は体の回復力、筋力が強いので、痛みが出なかった人でも、年を取ると発症することが多々あります。

バレーボール、バスケットボール、サッカー、テニスなどがその代表例でしょうか。

プロの一流プレイヤーの中にも、晩年、変形性膝関節症で苦しんでいる人はたくさんいるのです。

ですから、中高年になったら、激しいスポーツはおススメしません。

年をとればとるほど、ひざは傷つきやすく、治りにくくなるからです。

⑤性差
男性と女性は圧倒的に女性の方が変形性膝関節症になる確率は高い。

発症年齢も女性の方が早いのです。

女性は40歳代から発症する人も珍しくありません。

これは女性ホルモンが関係しています。

女性ホルモンには筋肉を柔らかくして、皮下脂肪を増やす働きがあります。

したがって、男性よりも筋力が弱くなり、骨や関節を支える力が弱いのです。

また、筋肉が柔らかいため、関節が緩みがちになり、痛めてしまう機会が増えるのです。

そして、何といっても、女性の方が男性より一般に長生きです。

長く生きれるのですが、老化という側面から見れば、変形性膝関節症にかかる女性は増えて当然と言えます。


以上、変形性膝関節症になりやすい人について述べましたが、たとえなってしまっても色々な方法はあります。

福山市の寺岡はりきゅう接骨院では 変形は治らなくても痛みを減らして生活の質を上げる方法を探っていきます。

変形性膝関節症=手術 

と最初から決めつけないで、いつでもご相談ください。

手術は最後の手段にしませんか?




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歩いてひざの痛みを治す

「歩いてひざの痛みを治しましょう」

とひざの痛む患者さんに言うと、たいがい

「無理です、そんなことをしたら余計にひざが痛くなってしまいます、歩くのが痛いから治療にきているんです」

と反発されます。

それはそうでしょう。

今まで散々にお医者さんや周りの人から

「できるだけ安静にしましょう」
「じっとしていてね」

と言われ続けてきているのですから。

「もし、無理して歩いたら寝たきりになりますよ」

と言われた人もいます。

でも、これ矛盾していませんか?

動かないことが寝たきりに近くなることになりませんか?

安静にすればするだけ、足腰が弱り、そのうち内臓も悪くなり、今度は脳も認知機能が低下し、最後は心臓をわるくしてご臨終 

というパターンをよく見ませんか?

人間(動物)はその名の通り 動くことで生命を保つのです。

動かないことは「死」を意味します。

これは決して大げさな話ではなく、

「廃用症候群」を知っていますか??

動かないことによってさまざまな障害が併発する

「廃用症候群」はリハビリの世界ではあたりまえの話です。

安静にするのは、命にかかわるような病気になった時と、あの世に行くときだけで良いのです。

ひざに限りませんが 関節には軟骨という組織があり、クッションの役割をしていますが、血管がありません。

なので、そのままでは栄養が入ってこないので、関節の中の関節液から栄養をもらうのです。

しかし、じっと寝ていてもその関節液が軟骨にはしみこまないのです。

体重をかけて動かすことでそれが可能になります。

正座をして立ち上がる時もジワーとしみこみます。

動かしてあげることがひざ 軟骨にとって何より大事なのです。

関節の土台になる骨も負荷をかけないとどんどん萎縮し、骨粗鬆症になってしまうことがわかっています。

宇宙飛行士が宇宙の無重力空間にいると骨粗鬆症になり、地球にもどったとき、歩くのにも困るというのは有名な話です。

そのため、宇宙飛行士は宇宙で激しいトレーニングをして、少しでも骨が痩せるのを防ぐのです。

もちろん、この理は骨 軟骨ばかりではなく、筋肉、内臓、皮膚 というかあらゆる細胞にもあてはまります。

ひざの治療のために歩くといっても、ひざが痛いのに無理して歩く訓練をするわけではありません。

痛みが軽度の場合(歩き始めは痛むが、スターティングペインといいます、段々痛くなくなる人)
杖や手押し車が必要な人はそれを使ってください。

痛くなく歩ける方法で歩いてください。

歩幅やスピードは気にせず5分から始めてください。最終的に40分が目標です。

ゆっくりから始めて、段々、歩幅を広くしていきます。

スピードも少しずつひろげてください。

ジョギングシューズか最近ではウオーキングシューズがよいでしょう。

ヒールやスリッパ・つっかけはだめです。

肘を曲げて腕を振ります。

親指を握りこまないでください(心臓を悪くする可能性があります)

痛みが中等度(正座やしゃがむことが痛くて無理だが平地ならまあまあ大丈夫 階段は痛む)
外を歩くのが可能ならばゆっくりでもいいので歩く。

足が外向きや内向きにならないように、線路の上を歩くようにまっすぐ歩く(これが結構難しい)

大体、O脚の人が多いのでつま先が外向きの人が多いのですが、これを修正して体重をかけることでひざの関節に平均に体重がかかる。

もしもゆっくり歩くのも痛むときは食卓テーブルなどに両手をついて前かがみの姿勢で足踏みをする。

一回につき100回を目安にしてください。

それを一日に5,6回できるようになったらまた、外を歩いてください。

これも40分連続歩行を目標にします。

痛みが重度の人(平地であっても歩くと痛むし、多くの場合O脚)
椅子の座面両手をついて10回足踏みする。

中等度でのべた食卓テーブルよりひざにかかる負荷が減り、痛まずにできます。

これが5~6回できるようになったら食卓テーブルでの足踏み

それが出来たら 

家中で歩く⇒外を歩く。

という順番です。

もし、痛みが増したら、逆のプロセスをたどります。

これらの3つの方法すべてで後に是非実行してほしいことがあります。

それはアイシング(氷で患部を冷やす)です。

関節の破壊は唯一、熱で起こります。

ですから、熱を取り除くことがひざの変形と痛みを防ぐことになります。

そのためには、患部を直接氷で冷却します。

必ず氷で冷やします。(体は水でできていますから水には水で対処するのが理にかなっています。)

冷蔵庫から取り出した氷は霜がついており、そのまま肌にあてると凍傷を起こします)

20分くらい(氷が溶けるまで)できれば1日3回位。

とにかく、

寝るよりも⇒体を起こす⇒座る⇒座るより立つ⇒座るよりも歩く

という具合に、重力に逆らって生活をするという事が大切になります。

福山市の寺岡はりきゅう接骨院ではひざの痛みの治療や、そのための生活指導を随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。

私の膝痛の場合(前十字靭帯断裂)

実は私は5年前に膝の靭帯を切っています(完全断裂)。
切れたまま生活をしています。


スポーツマンがよくけがをする場所で皆さんも聞いたことぐらいはあろうかと思いますが「前十字靭帯断裂」です。

スポーツ選手なら致命傷です。

同じ膝の靭帯でも側副靭帯や膝蓋靭帯ならまだよかったのですが、よりによって「前十字靭帯」です。

これは膝が前に出るのを防ぎ、支えているので切れたら踏ん張れないのです。

その後ろに後十字靭帯というのもあります。

これは後ろにずれないように支えていますが、こちらを断裂するほうがケガとしてはマシなのです。

なぜこんな大けがをしたか?

趣味の空手のスパーリング中、脚に相手からローキック(回し蹴り)をくらいそうになり、本当は自分のすねで受けなければいけないのに、間に合わず、踏ん張って耐えてしまいました。

その瞬間、激痛と共に「ピキン」と不気味な音がして、その場に倒れこみました。

気丈にもすぐ立って臨戦態勢になろうとしたのですが、膝がガクンと震え、立てなかったのです。

「あー、これはヤバいことが起こっている、普通ではない」

と青ざめました。

その日は足を引きずって帰宅し、アイシングを施行し包帯やテーピングで固定しました。

翌朝、恐る恐る立ってみると、膝がぐらついてうまく歩けません。

でも仕事は休めないので、頑張って行きました。

この時ほど自営業の辛さを感じたことはありません。

普通、このけがをすると、膝が腫れあがり、激痛で歩くこともできないのですが、それほどでもなかったため、様子を見ることにして、犬の散歩なんかも頑張っていました。

でも、2週間、3週間と過ぎても一向にガクガク感が取れず、さすがにおかしいと思いいつもお世話になっている整形外科にてMRI検査をうけたところ、「前十字靭帯断裂」が判明したのです。

しかし、幸か不幸か、教科書どおりの症状はあまり出ず、主治医の先生も不思議がっていましたが、それが治療の遅れにつながったのです。

前十字靭帯断裂は手術が適応で、ギプスなどの保存療法では治らない(靭帯がつながらない)とされています。

話は変わりますが、私の妻もバレーボールの試合中に同じケガをしています。

夫婦そろって靭帯断裂とは仕事柄、シャレにならない話です。

妻の場合はスグに九州労災病院に行き、診察を受けました。

とても私の手に負えるものではなかったのです。

九州労災病院は膝の治療で有名です(手術が必要なほどのケガの場合です)

偶然、何かのペーパーで前十字靭帯断裂の治験を拝見したのです。

多分、専門家でもあまり知らないかもしれません。

特に前十字靭帯断裂に関しては、メスを入れずに特殊な装具(ギプス)で固定して治すというのです。

一般的な医学常識では前十字靭帯は切れたら自己再生はしないから手術しか治療手段はないという事です。


妻は、その時は内視鏡で内部を観察して、前十字靭帯のほぼ完全断裂を確認されました。

ほとんどの病院ではその場で同時に靭帯の移植手術をしますが、ここでは特殊装具で固定することにより、再生可能と判断されて、3日間入院後、装具を付けて帰宅しました。

この装具、普通のギプスとちがい、少し前後方向に動く遊びがあります。

この動きが刺激となり、切れていた靭帯が引っ付くという原理です。

この病院にはたくさんの治験があり、それを信じて頑張ってみることになりました。

ダメなら手術で人工靭帯を移植すればいいか、という考えのもとに。(私見です)

果たして、4か月以上の固定(入浴は装具を外して可能でした)後、検査を受けてみると、見事に靭帯が再生していました。

ここでスポーツ選手なら、リハビリを相当頑張るのでしょうが、妻はそこまでは望んでなくて、日常生活に不便がなければ満足というレベルでしたから、これでOK。

もちろん、100%元通りというわけではありませんが、正座もできるし、最近ではボウリングをガンガンやっています。

改めて、私の持っていた「前十字靭帯断裂は絶対手術」という固定観念はひっくり返りました。

人間の持つ治癒能力、再生能力はすごいものだなと思わされました。

担当医の先生にも大感謝です。

なぜ私が自分の靭帯断裂した膝をほったらかしにしたか?

これは単純に手術や装具固定をする時間的な余裕がなかったからです。

最悪、手術をしたら、多分、2か月は仕事に復帰できません。

サラリーマンではないので、不可能な話です。

手術を回避して、装具固定治療が間に合ったとしても、装具をつけたまま仕事は無理。

デスクワークではなく、肉体労働ですから。

もしこれが、命にかかわる病気ならば、そんなことは言っていられないですから、休んでいたと思いますが。

今現在、私は普通に靭帯のない膝で生活しています。

空手もウエートトレーニングも続けています。

もちろん無理はできません。

試合も出場できません。

極真空手の黒帯を取る、スキーの一級を取る、という目標はあきらめました。

しかし、靭帯が切れていても、しかも前十字靭帯がなくてもまだ若い人には負けないぞという思いで頑張り、できることをする。

靭帯はなくなっても、まわりの組織を鍛えることで補うことにしました。

これは死ぬまで続く鍛錬です。

今でも、痛みが出るたびに、後悔の念はあるのですが、そのたびに、当院に来られる患者さんの気持ちが分かります。

我々にはこういう経験も必要かな、と達観?しています。

もっと、患者さんの心に寄り添うように、という神の啓示?戒めかもしれません。

また一方では、自分がもう一人ほしい、そして、自分の膝の痛みの治療をしてほしいと思います。(他人はいくらでも治療できるのにナー)

自分でできる治療もありますが限界があり、手の届かない場所があります。

また、最近では自転車も始めました。

サイクリングではなくて、ロードバイクで山を登る、これまたしんどい系です。

子どものころから武道以外に経験があまりないので、スポーツを楽しくやるということができません。

これも、これからは考えを改めないといけないかもしれません。

寺岡はりきゅう接骨院から皆さまへ

皆さんも、膝のケガには十分気をつけてください。

一生、取り返しのつかないことになりかねません。

これまでに経験したことのない膝の痛みや症状に見舞われたら、まずは大きな病院で検査を受けたほうが良いと思います。

それから、当院のような治療院で治療を受けても遅くはないのです。

膝のけがはそれだけ複雑です。

当院でも、これはおかしいと確信したら専門医にご紹介しております。


変形性膝関節症

整形外科の患者さんの中で腰痛の次に多い疾患が膝関節痛で、その大部分は変形性膝関節症でしょう。
当院で鍼灸施術を受けられる患者さんの数も、腰痛の患者さんの数を超える日があります。

全体としては圧倒的に腰痛患者さんが多いのですが、腰痛は割と短期間で楽になる方が多く、膝痛患者さんは腰痛よりも改善に時間と回数がかかるということです。

それほど、膝という場所は長年にわたり、毎日酷使されていることが考えられます。

この傾向は長寿社会が続くかぎり、もっと顕著になるものと思われます。

変形性膝関節症について

鍼灸臨床では腰痛においてはいろんな年齢層でスポーツ外傷など様々な原因があるのに対して、膝痛は中高年以上に集中しており、多くが変形性膝関節症となっております。

変形性膝関節症は最近、日本人の平均寿命がどんどん延びるにしたがって、生活に支障をきたす疾患として、健康寿命をおびやかすよになりました。

昔は膝が変形して痛み、骨切り術や人工関節手術などの観血療法を受けるまでになるほど、長生きしなかったということになります。
現在は、そのような手術の技術も飛躍的に進歩しています。

しかし、この病気は最初のうちから、手術適用ではなく、患者サイドもなるべくなら、手術は避けたいのが本音ではないでしょうか?
これは徐々に進行する慢性疾患であり、始めからひどい変形にはなりません。

発症からはかなり長期にわたって保存療法(手術以外の治療)が望ましいところです。

鍼灸施術はこの疾患にはかなり有効と思われます。

変形性膝関節症の特徴

変形性膝関節症は統計的に中高年以上の女性に多いとされます。
男性の3倍とも記載される書籍もありますが、私の所見ではもっと多いのではないでしょうか。

肥満や、立ち仕事で膝を酷使した女性、農作業に従事してきた人、最近では若いころにバレーボールなどのスポーツに取り組んだ人が罹患するケースも増えてきました。

元々、この病気は加齢に伴う膝関節の変形。
特に関節軟骨の変性を基盤にしていますから、一旦変形した膝を完全に治すのは不可能なのです。

ですが、中には足がガニ股になって、著しくO脚に変形したおばあちゃん(あるいはおじいちゃん)が痛みもなく、毎日畑仕事をしている場面に遭遇することもあります。

これは必ずしも骨の変形が痛みに直結しないということの証明になります。

変形性膝関節症の治療

変形性膝関節症と思われる多くは鍼灸施術によって、痛みや腫れが改善して、日常生活に支障なくなる人も多数おられます。

骨というよりも筋肉・筋膜・骨盤にアプローチしていくと、少なくとも今よりは楽になると思います。

もしかしたら、将来は手術が必要な方がそれをもっと先延ばしにできる可能性があります。

手術に使う人工関節にももちろん寿命があります。
もし、長生きしたら 途中もう一回手術が必要になることもあります。

それに手術したら必ず結果が良いかというと、そんなこともありません。

痛みがなくなって、歩けるようになった、という人がいる一方で、かえって痛くなった、ということも聞いたことがありませんか?

レントゲン検査だけを診断のよりどころにすると、「これはもう、一生治りませんよ」と言われても仕方ないのです。

確かにその変形は治しがたいでしょうが、変形していても痛み少なく、日常生活に困らないのであれば、鍼灸をはじめとする保存療法も考えてみるべきです。

手術をしたあとのことを考えると、脚の筋肉や骨盤を良い状態にしておくことはとても大事です。
手術をしたからといって、すぐに歩けるわけではなく、きついリハビリをしなければいけないからです。
リハビリに耐えれられる筋肉と膝以外の骨格がぜひとも必要になるのです。

歩いて膝の痛みを改善する

膝が痛いと、歩けない、歩いたら余計に痛くなると思われている人が多いでしょう。
しかし、実際は歩かないと益々ひざは痛くなるのです。
限度はあります。

這いつくばってしか動けない人に「歩きましょう」とは言えません。
膝が痛くなると歩くのがおっくうになります。

何もしなければ痛みが出ないなら、じっとしておくほうがいいように思いがちです。

でも、家で安静にしてばかりだと、膝を支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)が衰えてしまい、状態としてはもっと悪くなってしまうのです。
この太ももの筋肉は膝を支える最も大きな筋肉で、これが衰えてしまうと、ひざにかかる圧力が大きくなってしまうため、余計な負担がかかり、もっと膝が痛くなってしまうのです。

きついかもしれませんが、少しでも歩きましょう!

できれば距離とスピードを増やしていきましょう。
そして、歩行後は患部を氷で冷やしましょう。

関節(骨)の変形は熱によって起こります。
ですから、熱を取ることが大事です。

歩くことは筋肉を鍛えるだけではなく、関節の潤滑のために重要です。
潤滑とは、関節にのみ必要なのではなく、この地球上で生活するためには体のあらゆる器官、細胞レベルにまで重要な事です。

走るよりも歩く!!

歩くより走った方が効くかと、ランニングをしたがる人がいますが、それも含めてスポーツは体を壊す側面があります。
逆に歩行は体を治す効果があります。

走る行為はひざ関節に大きな負担をかけますからいけません。
ランニングと歩行は全く違うものですから、間違わないようにしてください。

歩くのが怖いという人は最初はサポーターをひざにはめて歩くといいでしょう。
膝の負担を少なくしてくれます。

膝が痛くて歩きたくない人はプールで水中歩行をしましょう。
水の浮力が体を支えてくれるので楽に歩くことが出来ます。

でもいつまでも水中歩行ばかりで満足している重力のある地上では歩けません。
われわれは水中に住むのではなく地上で生活する動物なのです。

地上で動くことで重力を受け、それに反する形で体が作られているのです。

プールが苦手な人は自転車こぎでもいいでしょう。
室内用のこぐためだけの自転車があります。
それにより、太ももの筋肉は鍛えることができます。

ただし、膝の為に大切な筋肉は太ももだけではありません。

お尻やふくらはぎ、足関節周りの筋肉も必要です。
そういった筋群は自転車だけでは鍛えられません。

やはり歩くことに代えられないのです。

骨盤の歪み

自転車に乗りすぎると、骨盤のゆがみを生じます。
骨盤は下半身の要となる大事な場所です。

骨盤がゆがむことによって膝にも悪影響が大いにあります。

実は膝の痛みの原因はひざ周りが悪いことだけではないからです。

これについては、割愛しますが太ももの筋肉がある程度強くなってきたら、とりあえず、5分でも10分でも歩くようにしましょう。

歩く時のコツ

♦ 歩くときはかかとから着地してください。

♦ 足をまっすぐ前に出してください。

♦ 肘を曲げて、腕を振りながら歩いてください。
腕の振りが反対側の股関節に連動してスピードが増し、スムーズに歩けるようになります。

♦ 靴を履いて歩いてください。
まちがってもサンダルやスリッパで歩いてはいけません。
ひざの痛みが余計増すことになるでしょう。

足首がちゃんと安定しないとひざにねじれた力が伝わり、悪影響を及ぼします。

最近はウオーキング専用のよく研究された靴がたくさん店頭にならんでいます。
機能性が良く、それでいてファッショナブルな靴がたくさんあります。
オシャレな靴を履いて外を歩くことで、気持ちも前向きになるのではないでしょうか。

でもやはり履きやすさや機能優先で選んでください。
充分にクッションがあり、適度に柔らかく、足首がしっかりと安定し、自分の足のサイズにフィットする一足をお勧めします。

どんどん長い距離を歩けるようになった時には、膝の痛みも忘れてしまっていることでしょう。

変形性膝関節症とはちがう膝の痛み

膝に痛みや腫れがあっても変形性膝関節症とは区別するべき病気があります。
膝の痛みを起こす病気はとても多いからです。

以下に代表的な病気を挙げます。

関節リウマチ

関節リウマチは膝だけではなく、あらゆる関節で関節炎がおきます。
多くは指 手首 肘 肩 足指 足関節 膝 股関節が腫れたり 痛みを生じます。

診断基準は
▢ 3つ以上の関節の腫れ
▢ 2つ以上の関節の腫れ
▢   朝のこわばり
▢ こぶ状の腫れ(リウマイド結節)
▢ 血沈20mm以上かCRP陽性(血液検査)
▢ リウマイド因子が陽性

以上6項目中 3項目以上がある場合がリウマチの可能性あり

となっています。
女性に多く 重症になると全身の関節が破壊されることもありますから早期発見が大事です。

痛風

痛風とは、血液中の尿酸値が上がり、これが血管壁に当たるため、風が当たっても痛いといわれる激痛と腫れを生じる病気です。

圧倒的に男性に多いとされます。

痛風による関節炎は7割は足の親指に発生しますが、ときに膝にも出ることがあります。
血液検査でほぼ診断できます。

偽痛風

その名の通り痛風のような激しい症状が出ますが、この関節炎は半分が膝に起こります。

痛風とちがうところは
1 血液中に高尿酸血症がない
2 レントゲン検査ではピロリン酸カルシウムの沈着する半月板の石灰化があらわれる
3 関節液を検査するとピロリン酸カルシウム結晶が発見される

になります。

変形性半月板障害 関節ネズミ

半月板は、年齢を重ねると、摩耗したり・ちぎれたりして、関節内で引っかかりを感じるようになります。

また、関節軟骨がはがれて、そのかけらが膝のある部分にはさまってしまうのを関節ネズミといいます。

これらは変形性膝関節症の一症状ともいえます。

しかし、関節の変形が少ないのに痛みが強い場合は これらを疑う必要があります。

特発性大腿骨頭壊死症

膝の内側によくみられ、夜間痛などが特徴です。

膝の関節を支える土台が壊死して、へこんでしまいます。

レントゲンやMRIではっきりと写ります。

スポーツ障害

鵞足炎、腸脛靭帯炎、膝蓋腱炎、四頭筋炎、内側側副靭帯の損傷、etc.

いろいろありますが、老いも若きもスポーツを楽しむ人が増えたのですが、それに比例して、それによる膝の痛みを抱える人も増えています。

また、捻挫や骨折、脱臼、肉離れなどのケガから加齢により将来的に変形性膝関節症に移行することも多くなりました。

これからは、運動後のケアの必要性がますます高まることでしょう。

以上、代表的な病名を挙げましたが、いずれにしても膝の痛みは長引くことが多いので、早めに診断を受けることが大切です。

あと、膝の痛みの治療で医療機関で注射を受けた場合、その注射の傷から細菌が入り、膝に激しい痛みや腫れ、全身の発熱などがおこる化膿性膝関節炎がありますから注意が必要です。(膝への注射だけが原因とは限りません、体が疲労し、抵抗力が極端に落ちている時も可能性があります。)

また、西洋医学的な治療によって膝の痛みが改善しない場合でも、骨盤のゆがみをただす骨盤矯正や下肢のアライメント矯正、筋膜リリースなどをすることで楽に生活することができる方がいます。

膝の痛みについてはこちらをご覧下さい







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