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コラム 膝の痛み

初産のあとにおこりやすいひざ、手首の痛み


始めての出産後、腰痛以外におこりやすい痛みとしてひざや手首の痛みがあります。

・ひざの痛み

首のまだ座らない赤ちゃんを布団やベッドから抱き上げたり、 立ち上がる時にひざ関節にものすごい負担がかかるのですが、 新米ママさんはそんなことはお構いなしに一生懸命頑張ります。

本人の知らないうちに、ひざが悲鳴を上げるのです。

床に座った姿勢から立つとき、どうしても一瞬片足になりますが、体を支えているひざには大きな負荷がかかります。 それを昼といわず、夜といわず、繰り返すのですからひざもたまったものではありません。

毎回ひざの捻挫(ねんざ)を繰り返すことになります。

自分の体重ばかりではなく、そこに赤ちゃんの重さも加わりますから、
どうなるかは時間の問題といえましょう。

その他、赤ちゃんを抱っこしたままで、床のものを取ろうと前かがみになったり。

あるいは直接ひざを床についてしまい、ひざ頭に炎症を起こしたり、日常茶飯事でしょう。

また、それらの動作は初産の場合は今までほぼ経験したことがないことなのでなおさらです。

育児の経験があれば、少々、赤ちゃんが泣いたとしても手を抜くことが経験上できたりしますが、
初めてだとそうはいきません。

・手首の痛み

初めての育児で一番酷使するのが手首かもしれません。

赤ちゃんがちょっと泣いたら抱く、ちょっと泣いたら抱く、の繰り返しになると思います。

適度に手を抜くという事が出来ませんから、まだ首のしっかりしない赤ちゃんを抱くときに、
手首には変に力が入ることでしょう。
また、おむつ替えも想像以上に手首に負担がかかります。

お尻を片手で持ち上げなくてはなりません。

手首もひざと同じように、最初は「捻挫」の状態から「腱鞘炎」や「手根管症候群」などと呼び名や症状が変わってきて重症になり、治りにくくなります。 まだ軽症のうちに手当をしなくては治るものも治らなくなり、せっかくの楽しい育児が苦痛なものへと変わります。 また、手首への負担が波及して指に及ぶと「バネ指」になってしまいます。

こうなると中々、完治が難しくなります。


ひざの痛み

ひざの痛みも手首の痛みも見た目はほとんどわかりませんから、周りにはわかりにくいかもしれませんから、余計にママさん本人にとってはダブルで辛いことです。 しかし、どちらも症状が軽いうちに治療することで、早期治癒が可能です。

これぐらいは大丈夫だろう、とか、いつか良くなるだろうと高を括っていると長く苦しむことになります。

特に膝はすぐには良くなりません。

放っておくと将来、変形性膝関節症になり、歩行さえ困難になる可能性だってあるのです。

たかがひざや手首、などと軽く考えずに自分を大切にしてください。

子育ては長く続きますし、どんどん赤ちゃんも大きくなります症状がひどくなる前に医療機関を受診しましょう。



補足

手首の痛みは原因が肩や首にあることもあります。

また、ひざの場合は股関節や骨盤に見つかる場合もあります。

そのような場合は、手首やひざなどの局所を治療しても治らないのでドクターショッピングをすることになります。

痛みを局所だけではなく、体全体に原因があるものとしてとらえて、総合的に俯瞰的に、つまり広く、客観的にみて治療し、改善につなげることが大切になります。

そうしなければ、痛み止めのシップや飲み薬などでごまかしながら辛い子育てが続くことになります。

産後は骨盤矯正に行かれる方も多いとは思いますが、その際、手首やひざの痛みがある場合は、一緒に治してもらえるようなところを選びましょう。 それがこれから長く続く育児を楽しめるのか、それともつらいものになってしまうのかの分かれ目になるのかもしれません。




変形性膝関節症は進行する

変形性膝関節症は関節軟骨がすり減る病気なのですが、その度合いと症状から3つの期に分けられます。

膝の関節軟骨はある日突然に消えてなくなるのではなく、徐々にすり減っていくものです。。

なので、患者本人もよくわからないまま、進行していることが多いのです。

そのため、膝に少しでも、違和感や痛みを感じたならば、医療機関で精密検査を受けてください。

そして、今、自分の膝の内部はどうなっているのか知るべきです。

変形性膝関節症は初期 中期 末期と症状が進行していきます。

・初期
まだ痛みは弱く、痛んでもすぐになくなったりするので、あまり気にならない人が多く、まさか膝が変形しているとは思わない。

このまま、数年過ごす人もいます。

しかし、朝の歩き初めに、違和感がある、動かしにくいなどの症状はあります。

階段昇降時や正座 立ちすわりなど、膝に体重がかかると痛みが出たりします。

その痛みは 出たり 出なかったりですが、放置しておくと、だんだんと痛みが増大していきます。

もしもこの段階で毎日の生活を改め、ケアをすれば、病気の進行を遅くしたり、場合によっては止めることも可能になります。

・膝関節の状態は?
関節の軟骨がすり減り始めますから、痛みも少しずつ感じ始めます。
\
・中期
☑膝がいつも痛い。 
☑変形がはっきりとわかる(O脚変形が多い)。 
☑膝を動かすたびにグキグキ音がする。
このころは炎症が強まるため、触ると熱っぽく 腫れがみられます。

膝の中は関節軟骨が擦り切れて滑膜を刺激します。

炎症が強い場合は、いわゆる「水がたまる」という現象もみられます。

ふだんの20~50倍の関節液が溜まってきます。

こうなると、膝を曲げるのも難しくなり、はれぼったく、だるい感じがでます。

もうこうなっては、自然と痛みが収まることはありません。

・末期
進行が進むため 痛みは強くなります。

痛みがあるので動くのが嫌になります。

行動範囲が狭くなり、体重が増える人もいます。

精神的に参ってしまいます。

そのため、高齢者なら認知症になる可能性もあります。

関節軟骨はすり減ってしまうので骨同士がぶつかって当たり、骨がトゲ状になり、節くれだってきます。

外から見ても変形が明らかで、明らかなО脚になります。

ここまでくるまでに なんとかしたいものですね。


変形性膝関節症は確かに膝関節が変形する病気なのですが、

たとえ変形があっても痛みがなければ十分生活できます。

現にメチャクチャな変形があっても支障なく生活しているお年寄りはたくさんおられます。

逆に、膝を手術して 確かに変形は無くなって、まっすぐな関節になったけど、痛みは取れず、まともに歩けないという人もいます。

まずは、手術以外の保存的治療で改善を目指し、どうしても症状が改善しなければ、最後は手術という選択肢も考えてみられたらどうでしょうか。


福山市の寺岡はりきゅう接骨院から皆さまへ

変形性膝関節症に対しては、骨盤のゆがみからまずは建て直し、筋肉の再生を促す徒手療法、局所冷却、機能テーピング等あらゆる手段を使い膝の痛みに対処しております。

膝の痛み、変形でお悩みの方はお気軽にご相談ください。


腰痛 ひざ痛の人の日常生活での注意点

腰痛やひざ痛のある方に対して日常生活における注意点があります。

主婦の方にも腰痛やひざ痛の方も多いのですが 家事の中にも腰やひざに負担がかかる姿勢が多いのです。

料理をするとき
流し台が高すぎたり 低すぎたりすることが多く腰やひざには大きな負担がかかります。

台を使ったり、自分が椅子に座るなり、工夫してください。

また、片足を10~20センチの台に乗せてひざを曲げるようにすると腰にかかる負担が減ります。

なければ 漫画雑誌を重ねてもいいです。

これだけでも かなりの効果がありますからやる価値があります。

掃除
床掃除は掃除機やモップを使うことになりますが、

なるべく背筋を伸ばして行ってください。

「掃除機使用中に腰を痛めた」というのはとても多い訴えです。

また、床掃除のときは 片ひざを床について腰を落としてやりましょう。

時々立って 腰とひざを伸ばしましょう。

アイロンがけ
アイロンがけは椅子に座ってして下さい。

椅子に座り テーブルの上ですると、安定します。

重い荷物の持ち上げ方
これは一番ぎっくり腰になりやすい動作なので特に気を付けてください。

荷物を床から持ち上げる時 ひざを伸ばしたまま「エイヤっ」とやってしまうと、

腰やひざに激痛が走ったなんてことがよくあります。

こんな時は必ず、一旦しゃがんでから全身のバネを使ってゆっくりと持ち上げてください。

荷物は体の正面で持つようにしてください。

でなければ、身体をひねって持たなくてはならないので、

これまた、腰やひざによろしくありません。

そして、持ち上げる時は、

しっかり「持つぞ」という意識をもって持ち上げてください。

何気なく持った場合、ギクッとした痛みが瞬間的に腰やひざにあり、

そのまま動けなくなったなどどということもよくあります。

腰やひざに力を入れるという意識をするだけで、それがかなり回避できます。 

洗顔
これもギックリ腰の原因に多く数えられる動作です。

ただ顔を洗おうとちょっと前かがみになっただけ、

うがいをしようと上を向いただけ、

なんですけど傷める時は傷めます。

しかし、実際はギックリ腰になる場合は、全身の筋肉疲労があるときです。

ずーと疲れが蓄積していて、そのなにげない動作がきっかけで激痛にという感じです。

ですから 

最近疲れ気味だな、と感じているなら

洗面の時は、ひざを曲げてて行うと負担が減り姿勢も安定します。

ズボンや靴下を履くとき
ズボンや靴下を履いたり、脱いだりするときは椅子に座ってしましょう。

その方が腰やひざは安定します。

洋式の椅子生活を
椅子やソファーを使った生活の方が腰やひざには負担が少なくて済みます。

昔ながらのちゃぶ台・こたつ・和式便器などは、

足腰を鍛えるよいう側面はありますが、 

今の筋力のない日本人には向いていません。

すでに痛めてしまったら

なおさらです。

その他
風呂や玄関には椅子や腰かけ台を置きましょう。

つまり 

生活空間にあまり高低差がないように工夫することが大事です。

それが腰やひざの痛みを軽減して、動作の安定性を高めることになります。

そしてもしも腰やひざを痛めてしまったら、 

骨盤矯正やひざ関節の矯正(整復) はり治療がとても有効です。

変形性膝関節症になりやすい人とは?

変形性膝関節症になりやすい人とはどんな人でしょうか?

そもそも病気には何らかの原因があってしかるべきと思われますが、変形性膝関節症にははっきりとした原因がないことが多いのです。

ない?というよりわからないというべきでしょうか。

膝の変形は長年かけて徐々に移行していくものですから、いわば「生活習慣病」の部類に入るでしょう。

ですから、直接の原因がないとしても、そうなるには様々な要因があるようです。

それはたとえば以下のような事柄です。

①老化
これを言ってしまったら元も子もないかもしれませんが、これが変形性膝関節症の最大の要因とされています。

膝に限りませんが、関節を使えば使うほど軟骨がすり減っていきますから、長生きするとそれに比例して膝の痛い人は増えていく傾向にあります。

特に平均寿命は年々伸びていますから、益々、患者は増えていくのが容易に予想できます。

軟骨だけでなく、膝の場合は体重を支えるという大事な役割があります。

加齢に伴い、脚の筋肉も衰え、膝をしっかり支えることができなくなるので痛みが発生します。

また、全身の血行が悪くなるため、骨にも栄養が行き渡らなくなり、骨や軟骨がもろくなってしまうのです。

②普段の生活
和式の生活習慣、つまり、地べた生活が長いとひざは変形しやすくなります。

しゃがんだり、立ったり、を繰り返す、正座が長く続く、和式便所を使う、長い時間しゃがみ続ける、などの習慣はひざの変形を進行させます。

これらの動作はひざを深く折り曲げますが、その時、関節液(膝の栄養になります)が流れにくくなり、軟骨が栄養を受け取りにくくなるため、摩耗しやすくなります。

③体重超過
いわゆる「肥満」の人が変形性膝関節症になるリスクはそうでない場合の4倍といわれています。

ですから、肥満は変形性膝関節症になるであろう因子で間違いありません。

肥満だと何もしなくて、立っているだけでも膝関節に負担がかかります。

ましてや、歩く、走る、階段や坂を上ることは、その衝撃は膝を破壊していく原因になります。

ただし、歩行は正しく行えば、痛みを和らげる手段にもなります。

そのことについてはすでに述べています。

肥満になると大体、人間は動きたくなくなります。

そうすると、余計に体重が増えます。

体重が増えたら、膝の負担が増えるため、益々、膝の痛みが増します。

痛いと、また、動かないという、悪循環に陥ってしまいます。

④スポーツ 運動
基本的にスポーツというものは体を壊すリスクがあります。

壊すけれども、それがその人にとってはストレスの発散になるという側面もあり、一概に良い悪いは言えません。

あまり、激しいジャンプを多用するようなスポーツを長くやってきた人は変形性膝関節症になる確率が高まります。

若い時は体の回復力、筋力が強いので、痛みが出なかった人でも、年を取ると発症することが多々あります。

バレーボール、バスケットボール、サッカー、テニスなどがその代表例でしょうか。

プロの一流プレイヤーの中にも、晩年、変形性膝関節症で苦しんでいる人はたくさんいるのです。

ですから、中高年になったら、激しいスポーツはおススメしません。

年をとればとるほど、ひざは傷つきやすく、治りにくくなるからです。

⑤性差
男性と女性は圧倒的に女性の方が変形性膝関節症になる確率は高い。

発症年齢も女性の方が早いのです。

女性は40歳代から発症する人も珍しくありません。

これは女性ホルモンが関係しています。

女性ホルモンには筋肉を柔らかくして、皮下脂肪を増やす働きがあります。

したがって、男性よりも筋力が弱くなり、骨や関節を支える力が弱いのです。

また、筋肉が柔らかいため、関節が緩みがちになり、痛めてしまう機会が増えるのです。

そして、何といっても、女性の方が男性より一般に長生きです。

長く生きれるのですが、老化という側面から見れば、変形性膝関節症にかかる女性は増えて当然と言えます。


以上、変形性膝関節症になりやすい人について述べましたが、たとえなってしまっても色々な方法はあります。

福山市の寺岡はりきゅう接骨院では 変形は治らなくても痛みを減らして生活の質を上げる方法を探っていきます。

変形性膝関節症=手術 

と最初から決めつけないで、いつでもご相談ください。

手術は最後の手段にしませんか?




歩いてひざの痛みを治す

「歩いてひざの痛みを治しましょう」

とひざの痛む患者さんに言うと、たいがい

「無理です、そんなことをしたら余計にひざが痛くなってしまいます、歩くのが痛いから治療にきているんです」

と反発されます。

それはそうでしょう。

今まで散々にお医者さんや周りの人から

「できるだけ安静にしましょう」
「じっとしていてね」

と言われ続けてきているのですから。

「もし、無理して歩いたら寝たきりになりますよ」

と言われた人もいます。

でも、これ矛盾していませんか?

動かないことが寝たきりに近くなることになりませんか?

安静にすればするだけ、足腰が弱り、そのうち内臓も悪くなり、今度は脳も認知機能が低下し、最後は心臓をわるくしてご臨終 

というパターンをよく見ませんか?

人間(動物)はその名の通り 動くことで生命を保つのです。

動かないことは「死」を意味します。

これは決して大げさな話ではなく、

「廃用症候群」を知っていますか??

動かないことによってさまざまな障害が併発する

「廃用症候群」はリハビリの世界ではあたりまえの話です。

安静にするのは、命にかかわるような病気になった時と、あの世に行くときだけで良いのです。

ひざに限りませんが 関節には軟骨という組織があり、クッションの役割をしていますが、血管がありません。

なので、そのままでは栄養が入ってこないので、関節の中の関節液から栄養をもらうのです。

しかし、じっと寝ていてもその関節液が軟骨にはしみこまないのです。

体重をかけて動かすことでそれが可能になります。

正座をして立ち上がる時もジワーとしみこみます。

動かしてあげることがひざ 軟骨にとって何より大事なのです。

関節の土台になる骨も負荷をかけないとどんどん萎縮し、骨粗鬆症になってしまうことがわかっています。

宇宙飛行士が宇宙の無重力空間にいると骨粗鬆症になり、地球にもどったとき、歩くのにも困るというのは有名な話です。

そのため、宇宙飛行士は宇宙で激しいトレーニングをして、少しでも骨が痩せるのを防ぐのです。

もちろん、この理は骨 軟骨ばかりではなく、筋肉、内臓、皮膚 というかあらゆる細胞にもあてはまります。

ひざの治療のために歩くといっても、ひざが痛いのに無理して歩く訓練をするわけではありません。

痛みが軽度の場合(歩き始めは痛むが、スターティングペインといいます、段々痛くなくなる人)
杖や手押し車が必要な人はそれを使ってください。

痛くなく歩ける方法で歩いてください。

歩幅やスピードは気にせず5分から始めてください。最終的に40分が目標です。

ゆっくりから始めて、段々、歩幅を広くしていきます。

スピードも少しずつひろげてください。

ジョギングシューズか最近ではウオーキングシューズがよいでしょう。

ヒールやスリッパ・つっかけはだめです。

肘を曲げて腕を振ります。

親指を握りこまないでください(心臓を悪くする可能性があります)

痛みが中等度(正座やしゃがむことが痛くて無理だが平地ならまあまあ大丈夫 階段は痛む)
外を歩くのが可能ならばゆっくりでもいいので歩く。

足が外向きや内向きにならないように、線路の上を歩くようにまっすぐ歩く(これが結構難しい)

大体、O脚の人が多いのでつま先が外向きの人が多いのですが、これを修正して体重をかけることでひざの関節に平均に体重がかかる。

もしもゆっくり歩くのも痛むときは食卓テーブルなどに両手をついて前かがみの姿勢で足踏みをする。

一回につき100回を目安にしてください。

それを一日に5,6回できるようになったらまた、外を歩いてください。

これも40分連続歩行を目標にします。

痛みが重度の人(平地であっても歩くと痛むし、多くの場合O脚)
椅子の座面両手をついて10回足踏みする。

中等度でのべた食卓テーブルよりひざにかかる負荷が減り、痛まずにできます。

これが5~6回できるようになったら食卓テーブルでの足踏み

それが出来たら 

家中で歩く⇒外を歩く。

という順番です。

もし、痛みが増したら、逆のプロセスをたどります。

これらの3つの方法すべてで後に是非実行してほしいことがあります。

それはアイシング(氷で患部を冷やす)です。

関節の破壊は唯一、熱で起こります。

ですから、熱を取り除くことがひざの変形と痛みを防ぐことになります。

そのためには、患部を直接氷で冷却します。

必ず氷で冷やします。(体は水でできていますから水には水で対処するのが理にかなっています。)

冷蔵庫から取り出した氷は霜がついており、そのまま肌にあてると凍傷を起こします)

20分くらい(氷が溶けるまで)できれば1日3回位。

とにかく、

寝るよりも⇒体を起こす⇒座る⇒座るより立つ⇒座るよりも歩く

という具合に、重力に逆らって生活をするという事が大切になります。

福山市の寺岡はりきゅう接骨院ではひざの痛みの治療や、そのための生活指導を随時行っておりますので、お気軽にご相談ください。

私の膝痛の場合(前十字靭帯断裂)

実は私は5年前に膝の靭帯を切っています(完全断裂)。
切れたまま生活をしています。


スポーツマンがよくけがをする場所で皆さんも聞いたことぐらいはあろうかと思いますが「前十字靭帯断裂」です。

スポーツ選手なら致命傷です。

同じ膝の靭帯でも側副靭帯や膝蓋靭帯ならまだよかったのですが、よりによって「前十字靭帯」です。

これは膝が前に出るのを防ぎ、支えているので切れたら踏ん張れないのです。

その後ろに後十字靭帯というのもあります。

これは後ろにずれないように支えていますが、こちらを断裂するほうがケガとしてはマシなのです。

なぜこんな大けがをしたか?

趣味の空手のスパーリング中、脚に相手からローキック(回し蹴り)をくらいそうになり、本当は自分のすねで受けなければいけないのに、間に合わず、踏ん張って耐えてしまいました。

その瞬間、激痛と共に「ピキン」と不気味な音がして、その場に倒れこみました。

気丈にもすぐ立って臨戦態勢になろうとしたのですが、膝がガクンと震え、立てなかったのです。

「あー、これはヤバいことが起こっている、普通ではない」

と青ざめました。

その日は足を引きずって帰宅し、アイシングを施行し包帯やテーピングで固定しました。

翌朝、恐る恐る立ってみると、膝がぐらついてうまく歩けません。

でも仕事は休めないので、頑張って行きました。

この時ほど自営業の辛さを感じたことはありません。

普通、このけがをすると、膝が腫れあがり、激痛で歩くこともできないのですが、それほどでもなかったため、様子を見ることにして、犬の散歩なんかも頑張っていました。

でも、2週間、3週間と過ぎても一向にガクガク感が取れず、さすがにおかしいと思いいつもお世話になっている整形外科にてMRI検査をうけたところ、「前十字靭帯断裂」が判明したのです。

しかし、幸か不幸か、教科書どおりの症状はあまり出ず、主治医の先生も不思議がっていましたが、それが治療の遅れにつながったのです。

前十字靭帯断裂は手術が適応で、ギプスなどの保存療法では治らない(靭帯がつながらない)とされています。

話は変わりますが、私の妻もバレーボールの試合中に同じケガをしています。

夫婦そろって靭帯断裂とは仕事柄、シャレにならない話です。

妻の場合はスグに九州労災病院に行き、診察を受けました。

とても私の手に負えるものではなかったのです。

九州労災病院は膝の治療で有名です(手術が必要なほどのケガの場合です)

偶然、何かのペーパーで前十字靭帯断裂の治験を拝見したのです。

多分、専門家でもあまり知らないかもしれません。

特に前十字靭帯断裂に関しては、メスを入れずに特殊な装具(ギプス)で固定して治すというのです。

一般的な医学常識では前十字靭帯は切れたら自己再生はしないから手術しか治療手段はないという事です。


妻は、その時は内視鏡で内部を観察して、前十字靭帯のほぼ完全断裂を確認されました。

ほとんどの病院ではその場で同時に靭帯の移植手術をしますが、ここでは特殊装具で固定することにより、再生可能と判断されて、3日間入院後、装具を付けて帰宅しました。

この装具、普通のギプスとちがい、少し前後方向に動く遊びがあります。

この動きが刺激となり、切れていた靭帯が引っ付くという原理です。

この病院にはたくさんの治験があり、それを信じて頑張ってみることになりました。

ダメなら手術で人工靭帯を移植すればいいか、という考えのもとに。(私見です)

果たして、4か月以上の固定(入浴は装具を外して可能でした)後、検査を受けてみると、見事に靭帯が再生していました。

ここでスポーツ選手なら、リハビリを相当頑張るのでしょうが、妻はそこまでは望んでなくて、日常生活に不便がなければ満足というレベルでしたから、これでOK。

もちろん、100%元通りというわけではありませんが、正座もできるし、最近ではボウリングをガンガンやっています。

改めて、私の持っていた「前十字靭帯断裂は絶対手術」という固定観念はひっくり返りました。

人間の持つ治癒能力、再生能力はすごいものだなと思わされました。

担当医の先生にも大感謝です。

なぜ私が自分の靭帯断裂した膝をほったらかしにしたか?

これは単純に手術や装具固定をする時間的な余裕がなかったからです。

最悪、手術をしたら、多分、2か月は仕事に復帰できません。

サラリーマンではないので、不可能な話です。

手術を回避して、装具固定治療が間に合ったとしても、装具をつけたまま仕事は無理。

デスクワークではなく、肉体労働ですから。

もしこれが、命にかかわる病気ならば、そんなことは言っていられないですから、休んでいたと思いますが。

今現在、私は普通に靭帯のない膝で生活しています。

空手もウエートトレーニングも続けています。

もちろん無理はできません。

試合も出場できません。

極真空手の黒帯を取る、スキーの一級を取る、という目標はあきらめました。

しかし、靭帯が切れていても、しかも前十字靭帯がなくてもまだ若い人には負けないぞという思いで頑張り、できることをする。

靭帯はなくなっても、まわりの組織を鍛えることで補うことにしました。

これは死ぬまで続く鍛錬です。

今でも、痛みが出るたびに、後悔の念はあるのですが、そのたびに、当院に来られる患者さんの気持ちが分かります。

我々にはこういう経験も必要かな、と達観?しています。

もっと、患者さんの心に寄り添うように、という神の啓示?戒めかもしれません。

また一方では、自分がもう一人ほしい、そして、自分の膝の痛みの治療をしてほしいと思います。(他人はいくらでも治療できるのにナー)

自分でできる治療もありますが限界があり、手の届かない場所があります。

また、最近では自転車も始めました。

サイクリングではなくて、ロードバイクで山を登る、これまたしんどい系です。

子どものころから武道以外に経験があまりないので、スポーツを楽しくやるということができません。

これも、これからは考えを改めないといけないかもしれません。

寺岡はりきゅう接骨院から皆さまへ

皆さんも、膝のケガには十分気をつけてください。

一生、取り返しのつかないことになりかねません。

これまでに経験したことのない膝の痛みや症状に見舞われたら、まずは大きな病院で検査を受けたほうが良いと思います。

それから、当院のような治療院で治療を受けても遅くはないのです。

膝のけがはそれだけ複雑です。

当院でも、これはおかしいと確信したら専門医にご紹介しております。


変形性膝関節症

整形外科の患者さんの中で腰痛の次に多い疾患が膝関節痛で、その大部分は変形性膝関節症でしょう。
当院で鍼灸施術を受けられる患者さんの数も、腰痛の患者さんの数を超える日があります。

全体としては圧倒的に腰痛患者さんが多いのですが、腰痛は割と短期間で楽になる方が多く、膝痛患者さんは腰痛よりも改善に時間と回数がかかるということです。

それほど、膝という場所は長年にわたり、毎日酷使されていることが考えられます。

この傾向は長寿社会が続くかぎり、もっと顕著になるものと思われます。

変形性膝関節症について

鍼灸臨床では腰痛においてはいろんな年齢層でスポーツ外傷など様々な原因があるのに対して、膝痛は中高年以上に集中しており、多くが変形性膝関節症となっております。

変形性膝関節症は最近、日本人の平均寿命がどんどん延びるにしたがって、生活に支障をきたす疾患として、健康寿命をおびやかすよになりました。

昔は膝が変形して痛み、骨切り術や人工関節手術などの観血療法を受けるまでになるほど、長生きしなかったということになります。
現在は、そのような手術の技術も飛躍的に進歩しています。

しかし、この病気は最初のうちから、手術適用ではなく、患者サイドもなるべくなら、手術は避けたいのが本音ではないでしょうか?
これは徐々に進行する慢性疾患であり、始めからひどい変形にはなりません。

発症からはかなり長期にわたって保存療法(手術以外の治療)が望ましいところです。

鍼灸施術はこの疾患にはかなり有効と思われます。

変形性膝関節症の特徴

変形性膝関節症は統計的に中高年以上の女性に多いとされます。
男性の3倍とも記載される書籍もありますが、私の所見ではもっと多いのではないでしょうか。

肥満や、立ち仕事で膝を酷使した女性、農作業に従事してきた人、最近では若いころにバレーボールなどのスポーツに取り組んだ人が罹患するケースも増えてきました。

元々、この病気は加齢に伴う膝関節の変形。
特に関節軟骨の変性を基盤にしていますから、一旦変形した膝を完全に治すのは不可能なのです。

ですが、中には足がガニ股になって、著しくO脚に変形したおばあちゃん(あるいはおじいちゃん)が痛みもなく、毎日畑仕事をしている場面に遭遇することもあります。

これは必ずしも骨の変形が痛みに直結しないということの証明になります。

変形性膝関節症の治療

変形性膝関節症と思われる多くは鍼灸施術によって、痛みや腫れが改善して、日常生活に支障なくなる人も多数おられます。

骨というよりも筋肉・筋膜・骨盤にアプローチしていくと、少なくとも今よりは楽になると思います。

もしかしたら、将来は手術が必要な方がそれをもっと先延ばしにできる可能性があります。

手術に使う人工関節にももちろん寿命があります。
もし、長生きしたら 途中もう一回手術が必要になることもあります。

それに手術したら必ず結果が良いかというと、そんなこともありません。

痛みがなくなって、歩けるようになった、という人がいる一方で、かえって痛くなった、ということも聞いたことがありませんか?

レントゲン検査だけを診断のよりどころにすると、「これはもう、一生治りませんよ」と言われても仕方ないのです。

確かにその変形は治しがたいでしょうが、変形していても痛み少なく、日常生活に困らないのであれば、鍼灸をはじめとする保存療法も考えてみるべきです。

手術をしたあとのことを考えると、脚の筋肉や骨盤を良い状態にしておくことはとても大事です。
手術をしたからといって、すぐに歩けるわけではなく、きついリハビリをしなければいけないからです。
リハビリに耐えれられる筋肉と膝以外の骨格がぜひとも必要になるのです。

歩いて膝の痛みを改善する

膝が痛いと、歩けない、歩いたら余計に痛くなると思われている人が多いでしょう。
しかし、実際は歩かないと益々ひざは痛くなるのです。
限度はあります。

這いつくばってしか動けない人に「歩きましょう」とは言えません。
膝が痛くなると歩くのがおっくうになります。

何もしなければ痛みが出ないなら、じっとしておくほうがいいように思いがちです。

でも、家で安静にしてばかりだと、膝を支える太ももの筋肉(大腿四頭筋)が衰えてしまい、状態としてはもっと悪くなってしまうのです。
この太ももの筋肉は膝を支える最も大きな筋肉で、これが衰えてしまうと、ひざにかかる圧力が大きくなってしまうため、余計な負担がかかり、もっと膝が痛くなってしまうのです。

きついかもしれませんが、少しでも歩きましょう!

できれば距離とスピードを増やしていきましょう。
そして、歩行後は患部を氷で冷やしましょう。

関節(骨)の変形は熱によって起こります。
ですから、熱を取ることが大事です。

歩くことは筋肉を鍛えるだけではなく、関節の潤滑のために重要です。
潤滑とは、関節にのみ必要なのではなく、この地球上で生活するためには体のあらゆる器官、細胞レベルにまで重要な事です。

走るよりも歩く!!

歩くより走った方が効くかと、ランニングをしたがる人がいますが、それも含めてスポーツは体を壊す側面があります。
逆に歩行は体を治す効果があります。

走る行為はひざ関節に大きな負担をかけますからいけません。
ランニングと歩行は全く違うものですから、間違わないようにしてください。

歩くのが怖いという人は最初はサポーターをひざにはめて歩くといいでしょう。
膝の負担を少なくしてくれます。

膝が痛くて歩きたくない人はプールで水中歩行をしましょう。
水の浮力が体を支えてくれるので楽に歩くことが出来ます。

でもいつまでも水中歩行ばかりで満足している重力のある地上では歩けません。
われわれは水中に住むのではなく地上で生活する動物なのです。

地上で動くことで重力を受け、それに反する形で体が作られているのです。

プールが苦手な人は自転車こぎでもいいでしょう。
室内用のこぐためだけの自転車があります。
それにより、太ももの筋肉は鍛えることができます。

ただし、膝の為に大切な筋肉は太ももだけではありません。

お尻やふくらはぎ、足関節周りの筋肉も必要です。
そういった筋群は自転車だけでは鍛えられません。

やはり歩くことに代えられないのです。

骨盤の歪み

自転車に乗りすぎると、骨盤のゆがみを生じます。
骨盤は下半身の要となる大事な場所です。

骨盤がゆがむことによって膝にも悪影響が大いにあります。

実は膝の痛みの原因はひざ周りが悪いことだけではないからです。

これについては、割愛しますが太ももの筋肉がある程度強くなってきたら、とりあえず、5分でも10分でも歩くようにしましょう。

歩く時のコツ

♦ 歩くときはかかとから着地してください。

♦ 足をまっすぐ前に出してください。

♦ 肘を曲げて、腕を振りながら歩いてください。
腕の振りが反対側の股関節に連動してスピードが増し、スムーズに歩けるようになります。

♦ 靴を履いて歩いてください。
まちがってもサンダルやスリッパで歩いてはいけません。
ひざの痛みが余計増すことになるでしょう。

足首がちゃんと安定しないとひざにねじれた力が伝わり、悪影響を及ぼします。

最近はウオーキング専用のよく研究された靴がたくさん店頭にならんでいます。
機能性が良く、それでいてファッショナブルな靴がたくさんあります。
オシャレな靴を履いて外を歩くことで、気持ちも前向きになるのではないでしょうか。

でもやはり履きやすさや機能優先で選んでください。
充分にクッションがあり、適度に柔らかく、足首がしっかりと安定し、自分の足のサイズにフィットする一足をお勧めします。

どんどん長い距離を歩けるようになった時には、膝の痛みも忘れてしまっていることでしょう。

変形性膝関節症とはちがう膝の痛み

膝に痛みや腫れがあっても変形性膝関節症とは区別するべき病気があります。
膝の痛みを起こす病気はとても多いからです。

以下に代表的な病気を挙げます。

関節リウマチ

関節リウマチは膝だけではなく、あらゆる関節で関節炎がおきます。
多くは指 手首 肘 肩 足指 足関節 膝 股関節が腫れたり 痛みを生じます。

診断基準は
▢ 3つ以上の関節の腫れ
▢ 2つ以上の関節の腫れ
▢   朝のこわばり
▢ こぶ状の腫れ(リウマイド結節)
▢ 血沈20mm以上かCRP陽性(血液検査)
▢ リウマイド因子が陽性

以上6項目中 3項目以上がある場合がリウマチの可能性あり

となっています。
女性に多く 重症になると全身の関節が破壊されることもありますから早期発見が大事です。

痛風

痛風とは、血液中の尿酸値が上がり、これが血管壁に当たるため、風が当たっても痛いといわれる激痛と腫れを生じる病気です。

圧倒的に男性に多いとされます。

痛風による関節炎は7割は足の親指に発生しますが、ときに膝にも出ることがあります。
血液検査でほぼ診断できます。

偽痛風

その名の通り痛風のような激しい症状が出ますが、この関節炎は半分が膝に起こります。

痛風とちがうところは
1 血液中に高尿酸血症がない
2 レントゲン検査ではピロリン酸カルシウムの沈着する半月板の石灰化があらわれる
3 関節液を検査するとピロリン酸カルシウム結晶が発見される

になります。

変形性半月板障害 関節ネズミ

半月板は、年齢を重ねると、摩耗したり・ちぎれたりして、関節内で引っかかりを感じるようになります。

また、関節軟骨がはがれて、そのかけらが膝のある部分にはさまってしまうのを関節ネズミといいます。

これらは変形性膝関節症の一症状ともいえます。

しかし、関節の変形が少ないのに痛みが強い場合は これらを疑う必要があります。

特発性大腿骨頭壊死症

膝の内側によくみられ、夜間痛などが特徴です。

膝の関節を支える土台が壊死して、へこんでしまいます。

レントゲンやMRIではっきりと写ります。

スポーツ障害

鵞足炎、腸脛靭帯炎、膝蓋腱炎、四頭筋炎、内側側副靭帯の損傷、etc.

いろいろありますが、老いも若きもスポーツを楽しむ人が増えたのですが、それに比例して、それによる膝の痛みを抱える人も増えています。

また、捻挫や骨折、脱臼、肉離れなどのケガから加齢により将来的に変形性膝関節症に移行することも多くなりました。

これからは、運動後のケアの必要性がますます高まることでしょう。

以上、代表的な病名を挙げましたが、いずれにしても膝の痛みは長引くことが多いので、早めに診断を受けることが大切です。

あと、膝の痛みの治療で医療機関で注射を受けた場合、その注射の傷から細菌が入り、膝に激しい痛みや腫れ、全身の発熱などがおこる化膿性膝関節炎がありますから注意が必要です。(膝への注射だけが原因とは限りません、体が疲労し、抵抗力が極端に落ちている時も可能性があります。)

また、西洋医学的な治療によって膝の痛みが改善しない場合でも、骨盤のゆがみをただす骨盤矯正や下肢のアライメント矯正、筋膜リリースなどをすることで楽に生活することができる方がいます。

膝の痛みについてはこちらをご覧下さい







スポーツによる膝の痛み


膝の痛みはスポーツにより起こることも多いのですが、それが中年以降であれば、そのケガをちゃんと治さないと「変形性膝関節症」になってしまうこともあります。

膝のケガをおこしやすいスポーツ

●バスケットボール 
●バレーボール 
●サッカー 
●ラグビー 
●格闘技 

などジャンプや急なストップ、着地や方向転換などをしたときに膝が変な風にねじれたり、ガクッと崩れて激痛、など
日常生活ではあまり経験しない動きをします。

これらの動きは膝にものすごい負担がかかります。
そのため、膝を構成する非常に大切な靭帯やクッションである半月板を傷めててしまいます。

プロスポーツ選手が「前十字靭帯損傷」「半月板損傷」で手術した・・・
とかよく聞きますね。

このようなケガをするのは、若い人の方が圧倒的に多いのですが、近年では中高年もスポーツを楽しむ人々が増加したため、膝を傷めるケースも比例して増えています。

中高年は軟骨や筋肉の弾力が低下していますし、何より、自分で思う以上に俊敏性や、瞬発力、判断力も低下しています。

運動会でお父さんが久しぶりに走る時、頭ではすばやく動いているつもりが、テンポがおくれて、すってんころりんと転倒してしまうアレをみれば分かります。

その他のケガで代表的なものに「後十字靭帯損傷」「内外側側副靭帯損傷」「膝蓋骨脱臼」などがあります。

スポーツをやりすぎておこる障害

●ジョギング 
●マラソン 
●バスケットボール 
●バレーボール
などの種目において

一瞬のうちにおこるケガではなく、そのスポーツをやり続けることによって膝に痛みを出すものをスポーツ障害といい、ケガとは一応、区別されています。

ランニングやジャンプ等を繰り返していると、膝への負担が毎日積み重なり、これまた膝が痛む原因になります。
金属疲労のようなものでしょうか。

●走りすぎれば「ランナー膝」
●ジャンプのしすぎで「ジャンパー膝」
●下腿の使い過ぎ「脛骨骨膜炎」→「脛骨疲労骨折」
●成長期に運動しすぎると「オズグッドシュラッター」「離断性骨軟骨炎」
などがあります。

ケガはひどい場合は手術したり、『固定→リハビリ』などある程度、予後が予想できできますが、
前述の障害の場合、だましだまし動けたり、痛くない時もあったり、スポーツをやろうと思えばやれたりするので、かえって治りが遅くなる場合もあります。

スポーツによる膝の痛みを防ぐために

スポーツはなるべくケガをせず長く続けたいものです。
膝関節や周りの筋肉や靭帯・半月板の強度が落ちている中高年は特に 注意してケガをしないようにしましょう。

①もし、痛みが出た時はすぐ休む
運動を始めて 痛みが出るようなら、すぐ休んでください。
痛みの程度によっては、距離や強度を調整してください。

②体調が悪ければ休む
毎日の体調を考えて、疲れて免疫力が落ちている人はスポーツを控えてください。
まじめな人ほど休もうとしません。
時には休む勇気も必要なのです。

③ウオーミングアップを充分にする
いわゆる準備運動をしっかりやりましょう。
スポーツ前にはストレッチや体操などで筋肉や関節をよく温めましょう。
膝ではありませんが、アキレス腱断裂も、準備運動不足でよく起こります。
終了後も軽い体操やストレッチでクーリングしましょう。
もし膝が痛むときはとりあえず冷やしましょう。(アイシング)
熱は骨の変形をもたらします。
骨はコラーゲンですから、熱によりグニャリと変形してしまうのです。
変形性膝関節症の大きな原因です。

もしも、膝を傷めてしまったら スポーツをやめるのが膝にとってはベストかもしれません。
しかし、人生においてスポーツは大きな楽しみであり、ストレス解消法でもあります。
もしかしたら、違うスポーツならばできるかもしれません。

パラリンピックでも今あるものを使って精いっぱいのパフォーマンスを見せてくれるし、選手も満足感いっぱいに見えます。

ちなみに私は、空手協議中、相手に膝を蹴られて、前十字靭帯断裂・半月板損傷という大けがを負いましたが手術もせず、いまだに空手やロードバイクを続けられています。

自分のケガでありロクに治療できませんでしたが、
ストレッチ・筋力トレーニング・鍼治療・アイシングは欠かさず行っています。
体の動くうちは続けていきたいと思います。

ただ、有名スポーツ選手でも膝を酷使した人ほど将来、「変形性膝関節症」になりやすいのです。
もう変形は始まってはいますが、自分なりに膝のケアを頑張って、生涯現役をめざしています。

①②③を充分守ってこれからもいろんなスポーツにチャレンジしたいと思っています。(下手の横好き)
福山市の寺岡はりきゅう接骨院では自分の経験もいかした膝の痛み治療に力を入れていますので、是非ご相談ください。
>>膝痛治療はこちらから









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