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コラム 2019年3月
産後2か月の骨盤矯正で腰痛と恥骨痛が改善した福山市のママ

「産前から腰痛があり、産後は恥骨が痛む」
おまけに両手首の腱鞘炎も併発しています。
これはツライですね。
妊娠中、産後はホルモンの影響で(赤ちゃんを産む準備のため)体中のあらゆる関節が緩みます。
骨と骨の間のスキマが開くのです。
関節が緩むと痛みを伴います。
特に腰、膝、股関節などは顕著に緩むようです。
本来、楽しいはずの育児が苦行のようになっています。
これだけ、いろんなところが痛んだり、不調があると、深刻です。
ママさんの顔色は悪く、見るからに生気がなく、東洋医学的には腎虚ともいうべき状態。
妊娠中の腰痛は、骨盤が開き始めるのとお腹が大きくなって、腰が沿ってしまうことによるものがほとんどです。

無理もありません。
分娩は、我々オトコには想像もつかない痛みを伴う、「骨盤の破壊」とも言えます。
日本女性(アジア系女性)の骨盤は欧米人のそれと違ってかなり狭いため、
骨盤が割れなくては赤ちゃんが出てこれないのです。
そういう意味でも、日本人は産後の骨盤矯正がぜひとも必要なのです。
最近、雑誌などで「産後の骨盤矯正」がクローズアップされているから、言うのではなく、
日本女性には絶対必要ということです。
骨盤矯正をするとしないとでは、産後の生活の快適さが段違いなのです。
ただし、腰を抑つけて無理矢理ボキっとひねるとか、ゴキっと押すとか非人道的行為は絶対後悔しますからやめてください。
恥骨も骨盤の一部ですから、骨盤が出産で開くと、一緒に開きます。
産後、あるいは妊娠中に恥骨部分が痛むのは、不思議ではありません。
それは骨盤を正しい位置に持っていってやれば、恥骨も同じく正しい位置に戻るという事であり、
すなわち、骨盤の矯正は恥骨の矯正でもあるという事になります。
こちらのママさんの産後骨盤矯正の経過は?
約2か月で腰痛と恥骨痛が改善しました。手首の腱鞘炎は3カ月かかりました。
それもそのはず、このママ、育児は初めてで、赤ちゃんを抱っこするのも初めて、抱き方もぎこちないし、見るからに、しんどそう。
最近では、赤ちゃんの夜泣きに悩まされ、一晩中抱っこすることもあるということでした。
そのため、手首は腫れて、熱を帯びていました。
関節の矯正 アイシング、テーピングをほどこし、自宅でも氷で冷やすようにしてもらいました。
徐々に痛み、腫れが引きましたが、ちょっと難儀しました。
赤ちゃんの夜泣きに対する「小児鍼」を同時にすすめたのも良かったと思います。
いずれにしても、産後の骨盤矯正に限らず、産後のあらゆる不調はすこしでも早く手を打つのが大事だということです。

妊婦の半分以上が腰痛を経験する

妊娠中はお腹の胎児が成長するにしたがって女性の体はさまざまな変化をします。
ただ、お腹が前にせり出すからだけではなく、妊娠中に分泌されるホルモンにより、筋肉や靭帯が緩みます。
また、姿勢が変化することで今まで経験したことのない、負担が各部分にかかってきます。
妊娠16週目位から、下腹部の膨らみを自覚できるようになります。
そのふくらみのぶんだけ重心は前方に移動します。
その時、バランスをとるため、骨盤を後ろに傾けていきます。
さらに妊娠が進むともっと前方に偏った姿勢になります。
妊娠後期になるとこの姿勢を保てなくなるので、さらに腰椎は前弯を強め、腰周辺の筋肉を傷めたり、神経性の腰痛になったりします。
それに加えて、出産や育児に対する不安等、心理的な要因も腰痛をもたらす原因となります。
妊娠中の腰痛を予防することは出産前後のQOL(Quality of Lifeの略 生活の質の意)
に大きくかかわってくるのです。
妊娠中の腰痛ケア
妊娠中の腰痛には簡単なストレッチでも効果が期待できます。妊娠中の家事は腰の負担を増やさぬよう、楽な姿勢で行うようにしてください。
特に前かがみになる姿勢には気を付けてください。
また、出産後も腰痛は続くことがあります。
妊娠中に腰痛がなかった人でも、出産後に腰痛が出たという人はかなりの割合でいます。
腰痛を抱えながら、家事や育児をすることがないよう、妊娠中からしっかりケアするほうがよいでしょう。
妊娠中の腰痛は、はいろんな医療機関にいっても治療してくれなかったり、断られたりすることが多いようです。
しかし、たとえ妊娠中であっても、ケアはできます。
適切なケアをすれば腰痛なく楽に過ごすことができるはずです。
たとえば、ゆるやかな骨盤矯正によるマタニテイ整体、ストレッチ、ツボ療法、鍼灸、などです。
福山市の寺岡はりきゅう接骨院では、妊婦さん、産後のママがさまざまな悩みを抱えて、大勢来られます。
妊娠中の腰痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
余談ですが・・・
赤ちゃんが骨盤内に降りてくる妊娠後期には赤ちゃんが、子宮の前方にある、膀胱を圧迫して、尿もれを起こすことがよくあります。これはあるていど仕方のない現象かもしれません。
しかし、出産してしばらくたつのに尿もれが続くならば、妊娠に基ずくホルモンの影響で、膀胱を取り巻く筋肉や靭帯が緩んでいたり、骨盤そのものがゆがんだままのことが多いのです。
その場合はインナーマッスルを鍛えたり、産後の骨盤矯正をする必要があります。
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