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コラム 2018年7月
肩をもんでも肩こりが治らない!
よく肩をもんでもらうけど、治らない!
肩こりから背中や首、頭まで痛い。。
などと、肩こりに悩む人は1200万人以上といわれ、日本の全人口の実に10人に1人です。
しかも、女性は男性の2倍の数だそうです。

肩こりの考えられる原因
大きく二つに分けられます。
①本態性肩こり(原因になる病気がない)②症候性肩こり(原因になる病気がある)
もし、あなたの肩こりが症候性肩こりなら、病院での治療が必要になります。
それ以外の、本態性肩こりならば、十分改善する見込みがあります。
もし、肩がこったなと感じたら、湿布を貼ったり、整体やマッサージに通う人も多いでしょう。
しかし、残念ながら湿布は気休めだし、あまり強い指圧やマッサージも、逆に筋肉は反発して、余計に症状がひどくなる事も思います。
肩こりを解消する方法
● 適度の筋肉をつける● 筋肉をやわらかくする
上記が肩こりを解消する方法になります。
しかし、実際には適度の筋肉をつけるというのは努力や時間も必要になり、なかなか困難かもしれません。
筋肉をやわらかくする方法の一つに筋膜リリースがあります。
やわらかくしたい場所を片手で軽く触れて、もう片方の手はあるポイントを触り、その手を振動させると、硬い筋肉がシュルシュルとやわらかくなります。
熱したフライパンにバターが溶けるようなイメージです。
触るポイントは色々あり、筋肉によってさまざまなです。
首の筋肉をゆるめるのに手やお腹を触る事もあります。
しかし、これを自分でやろうと思うと、体勢の問題があり、無理かもしれません。
その様な勉強とトレーニングを積んだ施術者に施術を受けてください。
でも、一旦、そういった施術によって肩こりが解消されたら、今度は再びそうならないように筋肉を鍛えるほうが懸命なのです。
例えばウエイトトレーニングを頑張っているスポーツマン(特に上半身)に肩こりはほとんどみられません。
それで、肩こりの患者さんは筋肉の弱くて細いタイプの女性に多いようです。
トレーニングしすぎて筋肉痛というのは別としてですが、私も職業柄、「肩がこりませんか?」などとよく質問されますが、そういえば?肩こりはほとんどありません。
結構、まめにスポーツジムに通い筋トレしています。
患者さんに治療する側が肩こりだとシャレになりません。(笑)
結論
肩こりにならないためには、筋肉を鍛えるのが大事です。もしこったら、単純に硬い筋肉を押したり揉んだりするのではなく、患部を直接触らず、リリースしてもらうという事になります。
スマホで肩こりや頭痛になる

最も多い原因はスマホやパソコンと言われています。
私たちの生活を便利にして 欠かせなくなっているツールが肩こりの患者さんを増やしているというのです。
なぜスマホやパソコンで肩こりになるのでしょうか?
その理由として考えられるのは、機械を使うときには首が知らず知らずのうちに前方に出て、5キロはあるという頭を支える筋肉(僧帽筋)にかかってくるからです。こういう姿勢ではお腹に力がかからないため、体のバランスが崩れ、本来の背骨のカーブが保てません。
そして、いわゆる猫背になっていきます。
猫背だと背中の筋肉は絶えず伸ばされた状態です。
それがずっと続くと、こりを感じやすくなります。
つまり、筋肉が硬くなります。
女性特有の肩こりの理由ついて
女性の場合、ファッション重視に生活することが多くなるため、それが肩こりの原因になることがあります。例えば、ハイヒールです。
大体、歩行時 前側の足は、膝が伸びて、地面に接地するのですが、ハイヒールを履いていると膝が曲がったまま接地していきます。
まあ、はっきりいって、サルのような歩きです。
それは体に大変な負担がかかるため、肩こりや腰痛にもなりやすくなります。
ファッションモデルの歩き方はとても不自然で、一本のライン上を歩いていくのですが、普通の生活ではありえないもので、あれはショーのためのものです。
ハイヒールはきちんと履けたら格好いいかもしれませんが、普段履きには向いていません。
また、ネックレスや腕時計なども肩こりの原因になり得ます。
手足の先に重いものを付けていると、筋力のない女性にとっては知らず知らずのうちにかなりの負担になっているのです。
特に繊細な神経をした女性にとっては それらを付けているという意識がストレスになり、筋肉が緊張してしまうのです。
男性であればネクタイがこれに当たります。
せめて、休みの日は体を開放してあげてはどうでしょうか。
それから、体にきついコルセットのようなランジェリーを付けている人を見かけます。
見た目 細く見えていいかもしれませんが、体は悲鳴をあげています。
血液やリンパの流れが悪くなり、上半身で言えば要ともいえる肩甲骨の動きが悪くなり肩こりを助長してしまいます。
なるべく、体を束縛するものを排除することが肩こりの予防になります。
もうすでに肩こりや頭痛でつらい方には鍼灸治療をおすすめします。
放っておくと怖い肩こりとは
放っておくと怖い肩こりがあるのをご存知ですか?

どんな肩こりだと怖い??
● あまりにも痛みが強い● 手足にしびれが出る
● 他に何か変わった症状がある場合
このような症状の肩こりの場合は、早急に病院で検査を受けることが必要になります。
なぜなら、それは手術を必要とするものかもしれないからです。
肩こりから考えられる病気
頸椎椎間板ヘルニア
背骨のクッションである椎間板が弱くなり、椎間板が飛び出し、神経にぶつかるものです。椎間板は年をとると固まっていくので(あんころもちのアンコのように、時間がたつと固まる)比較的若い人に多い。
最初のうちは肩こりや、腕や手が痛むがひどくなると麻痺に移行しますから外科的処置が必要な場合もあります。
変形性頚椎症
椎間板が老化ですり減ってしまい骨同士がぶつかり合い、骨にトゲ(骨棘)がでてきて神経を圧迫します。肩こりや首の痛みだけでなく、しびれ 腕が上がらない、手足への命令がうまく伝わらない状態になることもあります。
もしも脊髄に障害が出ている場合はまずい状態ですね。
将来動けなくなってしまう可能性もあります。
頸椎後縦靭帯骨化症という難病指定されている病気
医学書には原因不明とされていますが、長い経験のある柔道家や交通事故で首に大きな損傷を負った方に見受けられることがあります。脊柱の前側にある後縦靭帯が骨のようになる(骨化)不思議な病気です。
最終的には手術適用となることが
多いようです。
脊柱管が徐々にせまくなるため、手足の動きが悪くなり、手足がしびれてきます。
残念ながら特効薬はないため、少しでも疑われる症状があれば専門医に相談しましょう。
このように肩こりといっても治療をある程度しても症状が改善しない場合は、日常生活を脅かす病気が隠れていることもありますから注意が必要です。
また、今述べたものは、整形外科的な病変のみで、他には内科的・脳神経的な病気の可能性も考慮することが必要です。
しかし、多くのものは筋肉のコリが関与していますから、必要以上に恐れなくても良いですが、
あくまで鍼灸治療など筋肉の治療を受けたにも関わらず、症状に変化がない場合は、
こういったこともあるのだという事も頭の片隅に入れておいてください。
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